Book A GoGo!!! 〜本の読書感想ブログ〜

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放課後 (講談社文庫)放課後 (講談社文庫)
東野 圭吾

講談社 1988-07
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本の内容

校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が…。江戸川乱歩賞受賞で東野圭吾のデビュー作。

読書感想文&書評

『イントゥルーダー』を読み終わった頃から“ダビスタDS”に時間を費やし、すっかり読書がオサボリ状態でしたが“ダビスタ熱”も徐々に冷め、久々に読んだ本が“東野圭吾のデビュー作”であるこの本、『放課後』です。

というわけで、<感想&書評>はというと…。

物語に出てくる様々な伏線に無駄が無かったので、“誰が犯人なのか”、“どんな密室トリックを使ったのか”、“なぜ主人公は狙われているのか”がとても気になりながら、最後まで飽きることなく読めました。

そして、それらの疑問に対する答えも、絶妙な意外性で非常に満足のいく物語です。物語の“意外性”は意外すぎてもいけないし、先が分かってもつまらないですからね。「なるほど、そうだったのか」と読者(僕)に思わせるところは、さすが東野圭吾さんです。

『放課後』が江戸川乱歩賞を受賞した1985年といえば、僕が鼻水をたらしながら野原を駆けていた時代。今となっては古典的な物語構成かもしれないけど、全く飽きることなく最後まで読めました。『放課後』は名作と言いたいくらいです。

そんなわけで、秋が迫るこの季節、“読書の秋”に向けてBook A GoGo!!!の日々を送ろうと決意したbook-gogoでした。


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25年前に別れた恋人から突然の連絡が。「あなたの息子が重体です」。日本を代表するコンピュータ開発者の羽嶋は自分に息子がいたことを突然知った。「このまま一度も会うことなく死んでしまうのか…」。奇しくも天才プログラマーとして活躍する息子のデータを巡って、羽嶋は原発建設がからまったハイテク犯罪の壮絶な渦中に巻き込まれていく。

読書感想文&書評

久々に古本屋に行き、偶然この小説を発見し興味を持ったので購入して読んでみました。“サントリーミステリー大賞”という賞を知らなかったけど、その賞の読者賞をとった作品が『イントゥルーダー』だそうです。

というわけで、この小説はミステリであり、天才プログラマーがハイテクのコンピュータを使い、謎にせまるという内容は、僕としては興味のある内容だった。

さて、小説としてどうかというと…。

物語の内容は、主人公の羽嶋が25年前に別れた恋人から突然、その恋人との間に息子がいたことを知らされ、しかも息子が交通事故に遭い重体だという、波乱万丈な出だしで始まる。このつかみの部分は良かったです。

事件の謎自体は“こんなことがあったらヤバイ”という、ある種の“リアリティ”を感じるものですが、謎を追う過程は、予定調和な展開で先がよみ易く、もう少しどんでん返しがあっても良かった気がします。

物語の結末は、謎を追う過程での波乱万丈な展開に比べ、すごく現実的な終わり方で、“世の中こんなものか”という印象。この結末には賛否両論がありそうですね。

読書をしていて印象に残ったのは、登場人物達の会話が、いかにも外国人がしゃべりそうな台詞だったこと。主人公の羽嶋はアメリカにいたことがあるので、すんなりと受け入れることができたが他の登場人物には若干違和感を感じました。

小説全体の感想は、“悪くない”といったところ。コンピュータ系の物語は読むのが苦ではないので、そこに助けられた感じがしました。

最近は、ダビスタDSに読書の時間をとられつつ、それでもBook A GoGo!!!な日々を送るbook-gogoでした。


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