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本の内容
交通事故で母を亡くし、父と二人暮らしの珠恵。二週間の海外出張が決まった父が、留守中、珠恵の面倒をみてもらおうと連れてきたのは、水野鈴奈という女性だった。珠恵は、「パパの恋人かもしれない」という勘繰りから、水野と打ち解けることができず、窮屈な毎日を過ごすことになる。ところが、愛猫ミルクの失踪事件を発端として、珠恵は殺人事件に巻き込まれてしまう。さらには、父のベッドの下から一億円を発見。その隠し金を抱え、水野とともに逃亡しなければならない事態になり…。
読書感想文&書評
“ドキドキのガールズ・ミステリー”というふれこみの『林檎と蛇のゲーム』でありますが、ミステリーとして、ほとんどドキドキしませんでした。347ページという量に対して、ドキドキしたのは300ページを超えてから。あまりにも前置きの長いミステリーですね。
ドキドキに至るまでの前置きがあまりにも長すぎたせいで、事件の全容が明らかになっても“ふ〜ん、そうだったの”程度のインパクトしかなく、僕にとって残念な一冊になってしまいました。
この残念な小説『林檎と蛇のゲーム』が、なんで出版するほどの一冊になったのか。これが不思議でたまらず、小説の後に書いてある書評のほうが、むしろ真剣に読んでしまいましたね。
小説の後に書いてある書評によると、“プロらしい熟練したストーリーテリングと、少年少女の瑞々しい交流劇”が良いらしい。これを読んでまずまず納得。“少年少女の瑞々しい交流劇”というのは、僕にとって読書してもなんら楽しくはないからです。ここら辺は好みの問題ですね。
ま、林檎だってゲームだって当たり外れはあるさ。…あれ?蛇の当たり外れってなんだろう。マムシの酒か?。
そう思いつつ、次に読む小説に期待をしながらBook A GoGo!!!な日々を送るbook-gogoでした。
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